おざくでござる

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乳と卵

芥川賞受賞作って、いまひとつ共感できないんだけど・・・・
と思いつつも、やはり読まずにいられないのです。
ネームバリューに弱いのです。
長いものには巻かれたいのです Σ(・д・)ぇ。


第138回芥川賞受賞作
乳と卵

予想に反して良かったぞ。
好き嫌いがハッキリと分かれそうな作品でした。

主人公わたしは東京で一人暮らし。
大阪に住んでいる姉の巻子39歳が小学生の娘緑子を連れてわたしの所へやって来る。
姉の目的は、豊胸手術を受けること。
そして娘の緑子は話さない。コミュニケーション手段は筆談。

思春期の体の変化に戸惑う娘と豊胸手術のことで頭がいっぱいの母親。
そして、そんな2人とわたしの夏休みの3日間。

独特な文体。
関西弁の語りでつらつらと書かれています。
読み始めは「はずれた」と思ったんだけど、これがなかなか。
古典文学の現代バージョンのような、面白さがありました。

女友達と胸について話しているところなんか
電車で笑いをこらえるの大変だったわ。

この人、ユーモアあるよ。
そして最後はちょっと切ないような、センチな気分。
太宰っぽさを感じたでござる。

私は、好きだなぁ。この作品。
勝手に評価:★★★★★

乳と卵乳と卵
(2008/02/22)
川上 未映子

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