おざくでござる

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三面記事小説

新聞をとらなくなって、2年目。
新聞はまずテレビ欄、社会面、で、1面記事に戻って前から読んでました。
紙面下の雑誌の広告なんかも結構好きで、隅々読んでたんだけど、
新聞の何が嫌って、古新聞をまとめる作業!
それが嫌で嫌で新聞やめたでござる。
やめてみたら、ネットのニュースで結構不便ないのね。
便利な世の中ですな。

三面記事小説 角田光代

実際に起こった事件をもとに書かれたフィクション。短編集です。
ネタになっている事件は、「あぁ、あったね」と記憶に残っているものが多かったです。

実際の事件をもとに、と言っても、物語としてはフィクションなので
被害者や加害者とは何の関係も無いわけなんだけど、
なんか、被害者・加害者に対して興味本位の想像を書き立てているだけのような
嫌な感じがぬぐえず、読み進むうちに暗い気分になりました。

事件の被害者・加害者の家族や友人などの目に触れる可能性があるだろうに、
いくらフィクションとはいえ、事件の関係者がこのような内容の作品を見たら、
きっと辛いだろうな。

自分たちの辛い事件がネタにされている。
そう思わないかしら。
と、読んでいる自分に自己嫌悪しつつ完読。

それぞれの短編は、人物や感情の描写、事件のテーマから広がる物語など
「うまいなぁ」と思える作品なんだけど、実際の事件が題材というのが難点。
でも、実際の事件が背景にチラつくから、読者の想像を掻き立てやすく、
読み手も物語に入りこみやすいのかなぁ。
なんか複雑。
ただの短編だったら文句無く良いんだけれど、あー・・・この読後感。
好き・嫌いが分かれるんじゃないかな。
勝手に評価:★★

三面記事小説三面記事小説
(2007/09)
角田 光代

商品詳細を見る
スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。